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賭けの戦利品にござる。 そこで賭けが発生した。 私は思った。 |
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どんな悲嘆も追いつかない。
貴方は二度と目を開くことはない。
一度も私の名を呼ばず。
一度も私を見なかった。閉じられた瞼をこじあけても。
閉ざされた唇をこじあけても。
二度と、ふたたび。
私は貴方にくちづけするよ？
なぜなら貴方はもう私を拒めない。
姦夫姦婦の娘であると。
罪そのものであると糾弾した。
貴方の唇を絡めとろう。抱きしめるに腕もなく。
手を回そうにも肩もなく。
あるのはただ熱い血潮だけ。
その血を享けて私は孕む。
貴方に私はくちづけするよ？
どうして答えをくれない？
貴方に私はくちづけするよ？
最初で最後のくちづけを。
賭けの戦利品にござる。
冬コミでｍｉｓａｔさんのナマモノ本を委託するにあたって、
部数について意見の相違をみたのだ。
（ちなみに私はコピー本発行部数適正委員会所属）そこで賭けが発生した。
言っておくが言い出したのはｍｉｓａｔさんだ（笑）。
曰く、「５０部刷って、売り切れたらサロメな女王サマを描く」と。
（ちなみに私が負けたら髭を書くハズだった）私は思った。
「勝率０％なのに何故そんな賭けを？」と。
結果がここにある（笑）。
１００部刷ってもなくなったに違いない、なにしろナマモノ人気はスゴイし、
しかもｍｉｓａｔさんの本なんだから。
皆様の同意求む（笑）。
